転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1753502227/
1: ネギうどん ★ 2025/07/26(土) 12:57:07.40 ID:94LEzrOl9
米リトルリーグで発生…異例の法廷闘争
ニュージャージー州のリトルリーグで、ホームランを放った後にバットフリップをした12歳の選手が、審判により「スポーツマンシップに欠ける行為」として退場処分と1試合出場停止を科された。この処分により州大会への出場が危ぶまれたが、家族が裁判所に訴えを起こし、裁判官が出場を認める異例の判断を下した。少年野球界における喜びの表現をめぐって、法廷闘争にまで発展した前例のない事態となっている。
「ニューヨーク・ポスト」が24日(日本時間25日)に掲載。記事によれば今月16日(同17日)の試合でマルコ・ロッコ選手はホームランを打った直後、歓喜のあまりバットを高く放り投げた。この行為に審判は即座に退場を宣告し、さらに1試合の出場停止処分を科した。これによりマルコは州大会への出場が禁じられ、この時点でリトルリーグ・ワールドシリーズの出場が絶望的となっていた。
これにマルコの父、ジョー・ロッコ氏が法的手段に訴えることを決断。同氏は不動産を専門とする弁護士でもあり、グロスター郡の衡平法(こうへいほう)裁判所に出場停止の差し止めを求める訴えを起こし、木曜日(現地24日)の午後に審理が行われた。ジョー氏は「信じることがあるなら、それのために闘うべき」との信念のもと、息子のために闘った。
ロバート・マレスタイン裁判官は「ルールを設けてそれを執行するのであれば、一貫性なく、気まぐれに執行してはならない」とリトルリーグ側の主張を退けた。さらに、リトルリーグの公式ルールブックにバットフリップを明確に禁止する規定が存在しないことも指摘した。この行為が「ふざけた行為」や「スポーツマンシップに反する行為」であるとは断定できないとし「私は彼が今夜の試合に出ることを許可する」と述べた。
リトルリーグ側の弁護士は「今回のケースが危険な先例となり、今後親たちが審判の判定に不満を抱くたびに裁判所に駆け込むようになる」と懸念を表明した。また「ルールは明確で判断を下すのは審判」「審判が危険だと感じた故意の行為だった」との立場を主張したが、裁判官はこの主張を受け入れなかった。また、今後の審判というボランティア職への悪影響も懸念材料として挙げた。
裁判官は処分を「非常に厳しい」と評価し、12歳の野球少年がリトルリーグ・ワールドシリーズ出場という最後のチャンスを絶たれることの重大性を強調した。ジョー氏は「マルコに、どんなときも君の味方だからね、と伝えたかった」と胸の内を明かした。
マルコ君は同日夜の試合に出場したが、所属チームは試合に敗れたという。
https://full-count.jp/2025/07/25/post1798547/
動画
https://youtu.be/E7J_NG_7E6s
ニュージャージー州のリトルリーグで、ホームランを放った後にバットフリップをした12歳の選手が、審判により「スポーツマンシップに欠ける行為」として退場処分と1試合出場停止を科された。この処分により州大会への出場が危ぶまれたが、家族が裁判所に訴えを起こし、裁判官が出場を認める異例の判断を下した。少年野球界における喜びの表現をめぐって、法廷闘争にまで発展した前例のない事態となっている。
「ニューヨーク・ポスト」が24日(日本時間25日)に掲載。記事によれば今月16日(同17日)の試合でマルコ・ロッコ選手はホームランを打った直後、歓喜のあまりバットを高く放り投げた。この行為に審判は即座に退場を宣告し、さらに1試合の出場停止処分を科した。これによりマルコは州大会への出場が禁じられ、この時点でリトルリーグ・ワールドシリーズの出場が絶望的となっていた。
これにマルコの父、ジョー・ロッコ氏が法的手段に訴えることを決断。同氏は不動産を専門とする弁護士でもあり、グロスター郡の衡平法(こうへいほう)裁判所に出場停止の差し止めを求める訴えを起こし、木曜日(現地24日)の午後に審理が行われた。ジョー氏は「信じることがあるなら、それのために闘うべき」との信念のもと、息子のために闘った。
ロバート・マレスタイン裁判官は「ルールを設けてそれを執行するのであれば、一貫性なく、気まぐれに執行してはならない」とリトルリーグ側の主張を退けた。さらに、リトルリーグの公式ルールブックにバットフリップを明確に禁止する規定が存在しないことも指摘した。この行為が「ふざけた行為」や「スポーツマンシップに反する行為」であるとは断定できないとし「私は彼が今夜の試合に出ることを許可する」と述べた。
リトルリーグ側の弁護士は「今回のケースが危険な先例となり、今後親たちが審判の判定に不満を抱くたびに裁判所に駆け込むようになる」と懸念を表明した。また「ルールは明確で判断を下すのは審判」「審判が危険だと感じた故意の行為だった」との立場を主張したが、裁判官はこの主張を受け入れなかった。また、今後の審判というボランティア職への悪影響も懸念材料として挙げた。
裁判官は処分を「非常に厳しい」と評価し、12歳の野球少年がリトルリーグ・ワールドシリーズ出場という最後のチャンスを絶たれることの重大性を強調した。ジョー氏は「マルコに、どんなときも君の味方だからね、と伝えたかった」と胸の内を明かした。
マルコ君は同日夜の試合に出場したが、所属チームは試合に敗れたという。
https://full-count.jp/2025/07/25/post1798547/
動画
https://youtu.be/E7J_NG_7E6s
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