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1: 征夷大将軍 ★ 2025/10/31(金) 16:54:40.74 ID:KKRn/E0L9
NumberWeb10/31 11:03
https://number.bunshun.jp/articles/-/868003
「えっ、あの選手がなぜ?」大阪桐蔭エースも六大学3冠王も“指名漏れ”…ドラフト明暗の真相「名門だと下位で指名しづらい」プロ野球スカウトが証言
今年も多くのドラマを生んだプロ野球ドラフト会議。指名された116名の顔ぶれに注目が集まる一方で、毎年必ず話題となるのが惜しくも“指名漏れ”となった選手たちの名前だ。スカウトの言葉からドラフトの実情を紐解いていく。
ドラフト会議後、各球団のスカウトに会うと「なぜ○○が指名されなかったんですかね?」という話題が出る。指名がかからなかった選手の中には事前の注目選手も多く含まれ、現場でも疑問の声が上がることは決して珍しくない。
実際に今年の“指名漏れ”した選手を見ると、高校生・大学生・社会人すべてのカテゴリーにおいて前評判が高かった選手が並んでいることが分かる。
【主な指名漏れ選手】
◇高校生
中野大虎(大阪桐蔭・投手)
江藤蓮(未来富山・投手)
吉川陽大(仙台育英・投手)
高田庵冬(仙台育英・内野手)
垣内凌(浦和学院・外野手)
◇大学生
高須大雅(明治大学・投手)
久野悠斗(明治大学・投手)
野口練(近畿大・投手)
田村剛平(京都産業大・投手)
池田彪我(東洋大・内野手)
山形球道(立教大・外野手)
尾瀬雄大(早稲田大・外野手)
野間翔一郎(近畿大・外野手)
◇社会人
谷内隆悟(エイジェック・投手)
中岡大河(JR西日本・投手)
谷脇弘起(日本生命・投手)
川原嗣貴(Honda鈴鹿・投手)
萩原義輝(東芝・捕手)
熊田任洋(トヨタ自動車・内野手)
松浦佑星(ENEOS・内野手)
村上裕一郎(ENEOS・外野手)
支配下73名、育成43名。12球団から指名された計116名と彼らを分けたものは一体、何だったのだろうか。まず、大きな要因の一つが「順位縛り」である。
一定以上の順位よりも低ければ入団しない、という順位縛りは特に実績のある大学生に多いもので、関係者によれば今年も「2位までに指名されない場合はプロ入りしない」と事前に意思表示する選手もいたとのことだった。また、高校生でも名門校の主力選手は縛りを設けることは珍しくなく、一昨年の指名漏れとなった真鍋慧(広陵→大阪商業大)は3位以内での入団を条件としていたという。
球団の編成やスカウトの視点からすれば、力のある選手をいかに低い順位で入団させるかが腕の見せ所という考えがあるが、一方の選手側には契約金や入団後の待遇をふまえ、なるべく高い順位で指名されたいという考えが働くもの。そこに他球団との駆け引きも絡み、選手に力はあっても指名漏れとなるケースも少なくない。
“実績”がマイナスに働くケースも!?
「順位縛り」の他にも、こんなケースがある。今年のドラフト会議後、ある球団のスカウトはこんなことを話してくれた。
「選手にとっては、高校生は甲子園、大学生は東京六大学と東都大学で活躍することが大きなステータスになっています。特に大学生の場合はリーグ戦でタイトルを獲得すると、選手としての“箔”がつきますよね。各年代の日本代表に選ばれるというのもその一種です。当然、力があるからこそ結果を残しているわけですが、そういう選手は低い順位では指名しづらい。『失礼になるのではないか』という意識を働かせることもあります。名門と言われるチームの選手だとそんなケースが多いのではないでしょうか。そういった“遠慮”が意外な指名漏れにつながることもありますね」
実績があることが、かえってマイナスに働く場合もあるというのは驚きだが、前述した主な指名漏れの選手を見ても、大学生では高須、野口、山形が大学日本代表に選出されており(※高須と野口は3年時)、尾瀬と野間も候補合宿に招集された実績がある。
一方で4位以下で指名された中には工藤泰己(北海学園大→広島4位)、相良雅斗(岐阜協立大→ソフトバンク4位)、高谷舟(北海学園大→オリックス5位)、新保茉良(東北福祉大→中日5位)、赤木晴哉(佛教大→広島5位)と、いずれも地方リーグでプレー、なおかつ大学日本代表経験がない選手が並んでいる。
リアルな現場の声を耳にすると、ドラフトの難しさを改めて痛感する。また、スカウトの将来性を重視する姿勢も明暗を分けるポイントになっている。
※以下出典先で
https://number.bunshun.jp/articles/-/868003
「えっ、あの選手がなぜ?」大阪桐蔭エースも六大学3冠王も“指名漏れ”…ドラフト明暗の真相「名門だと下位で指名しづらい」プロ野球スカウトが証言
今年も多くのドラマを生んだプロ野球ドラフト会議。指名された116名の顔ぶれに注目が集まる一方で、毎年必ず話題となるのが惜しくも“指名漏れ”となった選手たちの名前だ。スカウトの言葉からドラフトの実情を紐解いていく。
ドラフト会議後、各球団のスカウトに会うと「なぜ○○が指名されなかったんですかね?」という話題が出る。指名がかからなかった選手の中には事前の注目選手も多く含まれ、現場でも疑問の声が上がることは決して珍しくない。
実際に今年の“指名漏れ”した選手を見ると、高校生・大学生・社会人すべてのカテゴリーにおいて前評判が高かった選手が並んでいることが分かる。
【主な指名漏れ選手】
◇高校生
中野大虎(大阪桐蔭・投手)
江藤蓮(未来富山・投手)
吉川陽大(仙台育英・投手)
高田庵冬(仙台育英・内野手)
垣内凌(浦和学院・外野手)
◇大学生
高須大雅(明治大学・投手)
久野悠斗(明治大学・投手)
野口練(近畿大・投手)
田村剛平(京都産業大・投手)
池田彪我(東洋大・内野手)
山形球道(立教大・外野手)
尾瀬雄大(早稲田大・外野手)
野間翔一郎(近畿大・外野手)
◇社会人
谷内隆悟(エイジェック・投手)
中岡大河(JR西日本・投手)
谷脇弘起(日本生命・投手)
川原嗣貴(Honda鈴鹿・投手)
萩原義輝(東芝・捕手)
熊田任洋(トヨタ自動車・内野手)
松浦佑星(ENEOS・内野手)
村上裕一郎(ENEOS・外野手)
支配下73名、育成43名。12球団から指名された計116名と彼らを分けたものは一体、何だったのだろうか。まず、大きな要因の一つが「順位縛り」である。
一定以上の順位よりも低ければ入団しない、という順位縛りは特に実績のある大学生に多いもので、関係者によれば今年も「2位までに指名されない場合はプロ入りしない」と事前に意思表示する選手もいたとのことだった。また、高校生でも名門校の主力選手は縛りを設けることは珍しくなく、一昨年の指名漏れとなった真鍋慧(広陵→大阪商業大)は3位以内での入団を条件としていたという。
球団の編成やスカウトの視点からすれば、力のある選手をいかに低い順位で入団させるかが腕の見せ所という考えがあるが、一方の選手側には契約金や入団後の待遇をふまえ、なるべく高い順位で指名されたいという考えが働くもの。そこに他球団との駆け引きも絡み、選手に力はあっても指名漏れとなるケースも少なくない。
“実績”がマイナスに働くケースも!?
「順位縛り」の他にも、こんなケースがある。今年のドラフト会議後、ある球団のスカウトはこんなことを話してくれた。
「選手にとっては、高校生は甲子園、大学生は東京六大学と東都大学で活躍することが大きなステータスになっています。特に大学生の場合はリーグ戦でタイトルを獲得すると、選手としての“箔”がつきますよね。各年代の日本代表に選ばれるというのもその一種です。当然、力があるからこそ結果を残しているわけですが、そういう選手は低い順位では指名しづらい。『失礼になるのではないか』という意識を働かせることもあります。名門と言われるチームの選手だとそんなケースが多いのではないでしょうか。そういった“遠慮”が意外な指名漏れにつながることもありますね」
実績があることが、かえってマイナスに働く場合もあるというのは驚きだが、前述した主な指名漏れの選手を見ても、大学生では高須、野口、山形が大学日本代表に選出されており(※高須と野口は3年時)、尾瀬と野間も候補合宿に招集された実績がある。
一方で4位以下で指名された中には工藤泰己(北海学園大→広島4位)、相良雅斗(岐阜協立大→ソフトバンク4位)、高谷舟(北海学園大→オリックス5位)、新保茉良(東北福祉大→中日5位)、赤木晴哉(佛教大→広島5位)と、いずれも地方リーグでプレー、なおかつ大学日本代表経験がない選手が並んでいる。
リアルな現場の声を耳にすると、ドラフトの難しさを改めて痛感する。また、スカウトの将来性を重視する姿勢も明暗を分けるポイントになっている。
※以下出典先で
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